フォーカシング

ミユでの外部講師によるワンデイセミナーの第一回目は「フォーカシングを知ろう！」というものでした。講師の西原先生とは、偶然の出会いだったのですが、何かピンと来るものがあり、お会いしたその日に講座のお願いをしたという、今思えばずいぶん大胆な行動だったなというくらい、講座の実現までがあっという間の出来事でした＾＾；ｗ

フォーカシングという言葉自体、初めて耳にした言葉で、インターネットで調べてみても「？」というかんじで、先生も「うーん、すごく簡単なんだけど、難しいのよー。」って仰ってたように、頭で理解していく、心理学というかんじではなく、本当に感覚が大切とされる、きちんと確立された学問でありながらとてもスピリチュアルな感覚にも似てるおもしろいものでした。

「フォーカシング」とは、感情とも気持ちとも言いがたい、自分の中の「何か」に誠実な関心と思いやりを持って、耳を傾けて、身体が自分に伝えてくれるメッセージを聴くというもの。そのことにより、内面的に深いところに前向きな変化をもたらしてくれる独特の技法です。

もちろんそれが、すぐに出来るかというとそうではなくて、やはり訓練して慣れていくことがひつようなので、そのために、その感覚をつかむのに時間がかかるということで、先生は「わかりにくい」ということを仰ったようですが、それと同時に参加してくださったメンバーのほとんどが、何らかのセラピーを学んでるメンバーだったので、
「今日集まってくださった方のほうが、理解してくれるのではないかと期待してます」とも仰ってくださって、その言葉通り、みんな興味津々で、実際にこれが出来たら、本当に楽だろうなーと思いました。

カウンセリングは、よかれと思ってアドバイスしても、結局クライアントさんは聞いてないことが多い。これは実際に私も実感してる部分ですが＾＾；ｗ要はクライアントさんは話を聞いてもらうだけで満足だったり、結局は自分自身の中に答えを持ってるから、アドバイスなんて本当は必要ないんですよね。
フォーカシングは、この自分の中の答えをクライアントさん自身が導き出すというものなので、本当に安全で確かな方法で、カウンセリングよりもうんと解決が早いと、いいところ尽くめなのです。

特に、まだ愛媛では流通してない手法のようなので、ぜひみなさん勉強してみてくださいとのことでした。
参加された方からは、「第二弾もぜひ！！」って声がたくさん出て、私としてもとってもうれしいと思った一日でした。

「答えはすべて自分の中にある」
その存在を肯定し、上手に共存することから、より明るく、楽に生きていけるようになる。

自分で自分を大切にしていける。
フォーカシングは、その手助けをしてくれそうです（＾＾）

西原先生。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました！！