みわの日記
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3月15日(土)。はるばる宇和島まで、友人じゅんちゃんが運転してくれて、「1リットルの涙」の講演会を聞きにいってきました。難病に冒されながらも、25年の人生を懸命に生きた木藤亜也さんのおかあさまの講演会です。
あまりにも、人生において大切なことをたくさん教えていただいて、うまく文章にまとめることが出来そうにありませんが、「家族」「親」「兄弟」「ご近所」「地域」の本当のあり方を教えていただいた気がしました。
講演会が始まって、一番先にお母さんが仰った言葉
「命は尊い。 地球よりも重い」
と言う言葉。
みんなが当たり前に生きることができてる中で、その時代には「死」を迎えることがわかっていながら、自分の生きがいを必死で捜し求め、そしてなくなって行ったわが子の死を真正面から受け止められたお母さんの口から出たその言葉は、私の心にずしーんと響きました。
そして、いじめや殺人などが絶えない今の世の中をとても嘆いていらっしゃいました。いじめられてる子は親に言いたくても、言えない。親はよく、気づいてあげれなかったというけれど、そんなことはない。必ず、カラダのどこかにSOSを発してる。だからお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんは、必死でそのサインをキャッチしてあげてください。子どもが、「お母さん、今日ねー」って学校での出来事を聞かせてくれる時に、「家事が終わったらね」とか、「忙しいからあとでね」と決して後回しにしないで。5分、いや1分でもいいから家族団らんの時間を持ってくださいと。。。
お母さんは、亜也さんのことを受け止め、「これからは、私が子のこの添え木になろう」と決めてからは、現実をきちんと、受け止められるようになったと言います。
そして、とうとう亜也さんが歩くことも出来なくなって、這ってトイレに行こうとしてた姿を見たとき、どうしてあげることも出来ず、気づいたら同じように自分も亜也さんの後を追って、這っていたと。。。その姿に気づいた亜也さんは、泣き出して3歳の子どもをあやすように抱きしめられたそうです。
「責め合うことからは、何も生まれません。まずは受け止めて、信頼してあげてください」
このことも、私の心に大きく響いてきた言葉でした。人間はついつい自分のことは棚に上げて、人のことはすぐに責めてしまいがちです。責めることよりも、そのことで何を学んだか、どう進んでいくかを考えた方が、自分の為にもいいですよね♪
花粉症もあるので、涙は止まらないし、鼻水もいっぱい出るし、大変でしたが、わざわざ行ったかいがありました。運転してくれたじゅんちゃん、一緒にいってくれた、かよちゃん、ゆかりさん、道案内してくれたしーちゃん。
講演会のお世話をしてくれた綾子さんはじめフェニックス村のスタッフのみなさま。ありがとうございました
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